ルイボスティーは体に良いってほんと？飲むと得られるスゴイ効果！

体に良い飲み物っていろいろありますが、意外と知られていない印象があるのがルイボスティーです。

ルイボスティーは、健康に良いのはもちろん、ダイエット効果もあり、オススメの飲み物です。

筆者も筋トレとルイボスティーを飲むことで、3年間で約11㎏のダイエットに成功しました。

もちろん、個人差はあるとは思いますが、少なくても体に良い飲み物なのは間違いないようですね。

今回はルイボスティーとはどんな飲み物なのか、飲むことでどんな効果が得られるかなどを紹介します。

ルイボスティーとは？

ルイボスティーは南アフリカ共和国でしか採れない貴重なお茶で、現地では「不老長寿のお茶」とか「奇跡のお茶」などと呼ばれています。

ルイボスティーの「ルイボス」とは、現地語で「赤い茂み」を意味し、豆科に属する植物です。

形は松の木のように鋭い葉先になっており、学名では「アスパラサス・リネアリス」といいます。

このルイボスティーには近年の研究で、人間に悪影響な活性酸素を抑える効果があるSOD（スーパー・オキサイド・ディスムターゼ）様酵素が豊富に含まれていることが分ったのです。

そのため、健康と美容に良いということで世界中で飲まれるようになりました。

日本でも25年ほど前から飲まれており、年々愛飲者が増えています。

さらにルイボスティーは、ウーロン茶や緑茶と違いノンカフェインなので、子どもからお年寄りまで安心して飲めるお茶なのです。

ルイボスティーの種類

ルイボスティーのルイボスの葉からは「レッド」と「グリーン」の2種類が採れます。茶葉を発酵させたのがレッドルイボスティー、発酵させないのがグリーンルイボスティーといわれています。

グリーンルイボスティー

あまりクセがなくスッキリ飲めて、薄い黄緑色をしているのが特徴です。レッドルイボスティーよりも高価ですが、これは茶葉を発酵させないように管理する手間がかかるためです。

ルイボスの葉は発酵しやすい特徴があるので、グリーンルイボスティーを作るには、葉にキズを付けずに管理することが重要になります。

レッドルイボスティー

葉を発酵させることで赤褐色になり、ほのかな甘味を感じるのがレッドルイボスティーです。

レッドルイボスティーはグリーンルイボスティーよりも管理コストが安いため低価格で、生産量が多く比較的手に入りやすいので、グリーンルイボスティーよりも飲まれています。

スーパーやコンビニで、ペットボトルや紙パックに入って販売されているのは主にこのレッドルイボスティーです。

ルイボスティーを飲むと得られる5つの効果

では、ルイボスティーを飲むと体にどんな良い効果があるのでしょうか。

その効果は主に次の5つです。

ルイボスティーの効果
1．ダイエット効果
2．生活習慣病予防
3．新陳代謝が高まり美肌になる
4．むくみの改善
5．リラックス効果

1．ダイエット効果

ルイボスティーに含まれるSOD（スーパー・オキサイド・ディスムターゼ）は、体内の活性酸素を除去する効果があり、これにより痩せやすくなります。

さらに、ルイボスティーに含まれるポリフェノールの「アスパラチン」の働きで、血糖値がコントロールされるため、血糖値の乱れによる脂肪の蓄積が抑えることが期待できます。

2．生活習慣病予防

ルイボスティーを飲むと抗酸化力で活性酸素が除去されると同時に、体内のSOD（スーパー・オキサイド・ディスムターゼ）を活性化する作用もあるので、血糖値をコントロールし、糖尿病などの生活習慣病を予防できます。

3．新陳代謝が高まり美肌になる

人間が呼吸すると体内に入ってくる活性酸素は、体の免疫力を高めるために重要なものです。

しかし、活性酸素が増えすぎると、本来正常であるはずの細胞や遺伝子が損傷してしまう恐れがあるのです。

活性酸素が増える原因としては、ストレスや食品添加物の摂りすぎ、紫外線や喫煙などがあります。

ルイボスティーに含まれるSOD（スーパー・オキサイド・ディスムターゼ）には、活性酸素の増えすぎによるシミ、シワ、たるみを抑えたり、新陳代謝を促進する効果が期待できます。

また、美肌効果に有効なカリウム・マグネシウム・ビタミンＣが含まれているのも、ルイボスティーが女性に人気がある理由だといえます。

4．むくみの改善

女性のなかには全身のむくみに悩んでいる人もいるでしょう。

ルイボスティーに含まれるカリウムは利尿作用を促す効果があります。

カリウムはむくみを予防する成分のひとつで、余分なナトリウムを尿と一緒に排出することでむくみの改善になるというわけです。

加えて、ポリフェノールの一種であるルチンが、血管強化作用や抗酸化作用を促し、むくみが取れやすくなります。

5．リラックス効果

ネットの普及により、現代人は夜おそくまでスマートフォンやパソコンを操作していることが多く、ブルーライトで神経が刺激され、なかなか寝付けないという人が増えています。

ルイボスティーに含まれるマグネシウムには、神経の興奮を抑え精神を安定させる効果が期待できるのです。

オススメなのは、温かいルイボスティーを寝る1時間ぐらい前に飲むこと。

温かいルイボスティーを飲むことで体内が温まり、リラックスした状態で深く質の良い睡眠を取ることができます。

さらに、ルイボスティーはノンカフェインなので、寝る前に飲んでも睡眠に影響ありません。

また、精神的にリラックスする意味では、仕事の合間に飲むこともオススメですよ。

ルイボスティーの栄養素

ルイボスティーにはさまざまな栄養素が含まれていますが、主に体に良い効果が見込まれるものは次の2つです。

ルイボスティーの栄養素
・ポリフェノール
・ミネラル

ポリフェノール

ルイボスティーに豊富に含まれるポリフェノールには活性酸素を抑えたり除去する効果が期待できます。

活性酸素が体内で必要以上に増えると、免疫力が下がったり肌荒れしたり老化を早めたりします。

人間は本来、活性酸素から身を守る機能が備わっていますが、加齢とともに衰えてくるのです。

ルイボスティーを飲むことで、ポリフェノール（抗酸化物質）を補い、活性酸素を防御することができます。

ミネラル

麦茶にも含まれているミネラルですが、ルイボスティーにも豊富に含まれています。

おもなミネラルとして上げられるのは次の4つです。

マグネシウム	歯や骨に含まれる成分。体内の代謝をサポートする。
カルシウム	人間の体内に1番多く含まれ、骨や歯のエナメル質を形成する。筋肉や血液、神経に存在し、心臓の動き　　を調整したり出血を予防する。
リン	歯や骨に含まれる成分で、体内のさまざまな細胞に存在する。成人体重の1%を占める。
カリウム	成人の体内に約200ｇ含まれ、大部分は細胞内に存在する。ナトリウムを排出する作用があり、体内の塩分摂取量を調整してくれる。

ミネラルは人間にかかせない栄養素ですが、体内で自然に作り出すことはできません。したがって、ルイボスティーを飲んでミネラルを補うことが有効といえるでしょう。

ルイボスティーはこんな人にオススメ！

ルイボスティーは幅広い人に飲んでほしい飲み物ですが、特に飲んでほしい人をざっとあげてみました。

下記に該当するあなたは、この機会にルイボスティーを飲んでみてはいかがでしょうか。

ルイボスティーをオススメしたい人
・リラックス効果を得たい人
・ダイエットしたい人
・美肌になりたい人
・むくみに悩んでいる人
・寝つきが悪い人
・気軽に栄養素を補いたい人
・緑茶やウーロン茶などのカフェイン入りのお茶が苦手な人

ルイボスティーはノンカフェインでミネラルやポリフェノールなどの栄養素が豊富に含まれるため、子どもからお年寄りまで幅広い世代で飲めるのが最大の特徴です。

独特な味なので好みは別れると思いますが、慣れると抵抗なく飲むことができますよ。

近所のスーパーやネットでも気軽に手に入るので、美容と健康に気を使っている人は1度お試しすることをオススメします。

ルイボスティーのデメリットはある？

体に良いとされるルイボスティーですが、「飲むことで悪影響はないの？」と思った人もいるでしょう。

基本的に、ルイボスティーを飲むことで体に悪影響を与えることはないとされています。

ただし、どんな飲食物でも過剰摂取はよくありません。

ルイボスティーにはミネラルが豊富に含まれていますが、いくら体に良いからといって極端に飲みすぎると、利尿作用で頻繁にトイレに行きたくなることがあります。

人によっては、お腹を壊す恐れもあるので注意が必要です。

そのため、はじめて飲むときは、いきなり大量に飲まず、少量から飲んでみて問題なければ量を増やすようにするのがオススメです。

とはいえ、コーヒーや緑茶のようにカフェインを含んでいないので、極端に心配する必要はないでしょう。

ルイボスティーの美味しい飲み方

ルイボスティーは温めたり冷やしたり、飲み方はさまざまです。

ここでは、ルイボスティーの美味しい飲み方を紹介します。

煮出し

ルイボスティーを飲むなら、栄養素が1番摂りやすい煮出しがオススメです。

煮出しにすることで、ルイボスティーに含まれる「ミネラル・フラボノイド」が抽出しやすいので、ルイボスティーの効果を最大限に得られます。

水出し

ルイボスティーは水出しで飲むこともできます。

水出しは水道水でもOKですが、オススメは軟水のミネラルウォーターを使うことです。

なぜなら、軟水の方がルイボスティーの香りと旨味を引き出しやすいからです。

アレンジ

ちょっとした工夫で、ルイボスティーをさらに美味しく飲むことができます。

ここでは、ルイボスティーを美味しく飲むアレンジ法を紹介します。

ルイボスミルクティー

ちょっと味を変えてみたい人には、牛乳を入れたルイボスミルクティーはいかがでしょうか。

普通に飲むよりほのかな甘みがあり、ルイボスティーの味が苦手という人には試してほしい飲み方です。

作り方はいたって簡単。沸騰したお湯にお好みの量の牛乳をいれるだけです。

ジンジャールイボスティー

ジンジャー（生姜）といえば、冷え性に効くというイメージですよね。

もちろん、ルイボスティーに生姜を入れても冷え性対策になります。飲むことで、寒さで冷えた体を温めてくれる効果が期待できます。

作り方は生姜を適量スライスして、沸騰したお湯に生姜とルイボス茶葉を入れ、10分ほど煮出すだけです。

市販品を購入する

上記の飲み方が「面倒くさい！」という人には、市販の完成品を購入することもできますよ。

ペットボトルや紙パックに入っている物が一般的で、スーパーやコンビニ、大手通販サイトで簡単に購入できます。

注意してほしいのが、ラベルの原材料。「ルイボスティー（南アフリカ産）」と表示してあることがほとんどですが、なかにはこれに加え「香料」が入っているものもあります。

飲料に含まれる香料は香りを付けるものですが、体に良くないとの声もあります。

「香料」の表示だけでも複数の添加物が使われていることもあるので、なるべくルイボス茶葉だけを使用したものを購入することをオススメします。

まとめ

ルイボスティーは体に良く、ダイエット効果も期待されるお茶です。

しかし、まだまだ多くの人には知られていない印象があるので、筆者のオススメとして今回紹介しました。

ノンカフェインなので、子供からお年寄りまで幅広い世代で楽しめるし、牛乳や生姜を入れて味に変化を付けることもできるので、あなた好みの飲み方も可能ですよ。

健康志向の高い人やダイエットに励んでいる人にはピッタリな飲み物だと思うので、1度飲んでみることをオススメします。