最近は色んな施設や飲食店などでもWi-Fiが普及してきて、外出先でも以前よりデータ容量を消費することなく、いわゆる「ギガ難民」になる人も減ってきていますよね。
Wi-Fiが繋がる場所なら4Gや最新の5G回線を使うことがないので、当然携帯のギガは減りません。
ん?ということは・・・
ふと思いました。
それなら、Wi-Fiを設置してある自宅に居る時はずっとギガを消費しないんだから、スマホの中に入っているSIMカードも必要ないんじゃね?
そもそもWi-Fiと4G、5G回線は全く電波の性質が違うもの。
だから普通に考えたら、Wi-Fiが繋がっているなら4G、5G回線に必要なSIMカードは要らないのでは?
そう考えたらやってみなきゃ気が済まなくなり、さっそく愛用しているiPhoneで実験してみました。
はたして、その結果は・・・
【SIMカード】久しぶりのご対面
今回実験に使ったのはメインで使用しているiPhoneXs(64G)モデル。
メインといってもこれ一台しか持っていませんが・・・
去年、auからUQmobileに変更して以来のご対面のSIMカード。
カードスロットを引き抜くピンがどこにあるか分からず、試しに爪楊枝を使ってみましたがポキッと楊枝が折れてしまいました。
が、何とかピンを探し出し、SIMカードの引き抜きに成功。
SIMカードを抜いたあとカードスロットを戻して電源を入れると
御覧のようにな表示がされました。
そのあとすぐ、Wi-Fiの表示がでました。
ではこれで使ってみましょう。
まずはTwitter。表示も動作も問題なし。
続いてLINEは・・・
これも問題なく使えました。
LINE電話も知り合いにワン切り(なんで?w)してみましたが大丈夫でした。
ただなかには通話だけは出来ないとかいう事例もあるみたいですが、理由はよくわかりません。LINE電話はネット回線だからSIMカードなくても大丈夫だという認識ですけどね・・・
お次はゲーム。
自分はポケモンGOとプロスピAをやっていますが、普通にプレイ出来ました。
ただポケモンGOはGPSを使うので、外でプレイする時にはSIMカードささないとダメかも。
▼画像:ポケモンGO
▼画像:プロ野球スピリッツA
あとはGoogle検索とか天気予報アプリも問題ありませんでした。
ということで、Wi-Fiの繋がる場所でiPhoneからSIMカードを抜いてみて使ってみたら
以上のような結果になりました。
Wi-Fiが常に繋がっている環境なら、殆どの機能は使えそうですね。
【SIMカード】そもそもの役目ってなに?
iPhoneに限らず、全てのスマホにはSIMカードが入っています。
このSIMカード、そもそもどういう理由で使われているんでしょうか。
結論から言うと、SIMカードには契約している携帯会社でのあなたの電話番号の回線情報やキャリアのメールアドレス(@docomo @ezweb @softbank など)が記録されているんです。
なので、スマホにSIMカードを入れていないと、電話が出来ないし、携帯会社のメールアドレスも使えないということです。
それ以外の情報(アドレス帳、写真、アプリのデータ)はスマホ本体に記録されているのでSIMカードを抜いてもゲームが出来たりするわけです(すでに受信しているメールも本体に残っています)。
ただしiPhoneの場合、iTunesは本体の認識にSIMカードのデータを利用するので、SIMカードがささってないとiTunesの同期が出来ないので注意ですね。
まとめ
これまで書いてきたように、iPhoneからSIMカードを取り出しても、電話回線を使っての通話や携帯会社のメールアドレスが使えなくなるだけで、それ以外の機能は基本的に使えるということをお伝えしてきました。
こういうことから、携帯会社を格安SIMに変更したりするときや、スマホを機種変したりするときに、これまで使っていたスマホをWi-Fi専用として自宅でそのまま使ったりすることも出来るということが分かりましたね。
これからは日本でもSIMカードを個人で自由に差し替えて携帯会社を変更できる「SIMロック解除」が義務付けされるようです。
SIMカードをささなくてもスマホが使えるとWi-Fiさえあれば色んな用途に使えそうですね。
でもiPhoneはリセールバリュー(買取価格)がアンドロイド端末より高めなので、機種変の時は下取りに出して新しいiPhone(もしくは他のスマホ)をゲットした方がおすすめですが・・・( ^ω^)・・・
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