2025年9月19日に発売されたiPhone 17シリーズは、A19チップの高速処理や進化したカメラ、そして過去最高クラスに伸びたバッテリー性能など、日常の使い心地を大きく変えるアップデートが注目を集めています。スペックだけでなく、「体感できる進化」がしっかり盛り込まれている点が魅力です。
筆者は約2年間使用してきたiPhone 15(無印)から、iPhone 17(無印)へと乗り換えました。最大容量が87%まで低下したバッテリーや性能面、リセールバリュー(買取価格)にも影響があったことが買い替えの決め手です。
同じように、「新しい性能が気になる」「iPhone 17にしたら何が変わるの?」「無印で満足できるの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、筆者がiPhone 17を1ヶ月使ってわかった「体感レベルの変化」を中心に、iPhone 15との違いや進化したポイントをレビューします。買い替えの判断材料として、ぜひ参考にしてください。

この記事の筆者:「うどまる」
沖縄在住。
建設業とトラックドライバーを経て、2021年よりブロガー兼Webライターとして活動中。
iPhone17はiPhone15からどれだけ進化したか

iPhone 17のラインナップは、従来と同じく無印モデルとProシリーズに分かれています。今回注目したいのは、無印モデルでも大きな進化が見られたことです。
ディスプレイはiPhone 15の6.1インチから6.3インチへと拡大し、最大輝度は3000ニトになりました。
また、これまでProモデルにしか採用していなかった120Hzの画面リフレッシュレートや常時表示機能にも対応しています。
これらの進化により、日常の使用でも画面が非常に見やすく、なめらかな画面表示を楽しめます。
さらに、最新のA19チップを搭載したことで、AI処理やグラフィック性能も飛躍的に向上しました。
カメラは広角・超広角ともに48MPとなり、夜景やズーム撮影時の画質も大きく改善されています。
バッテリーの駆動時間も向上し、ビデオ再生時は最大30時間となり、iPhone 15に比べて10時間も長持ちします。
また、40Wの急速充電に対応したことで、約20分で50%まで充電可能です。
iPhone 17とiPhone 15の違いを比較
筆者がこれまで2年間使ってきたiPhone15とiPhone 17を比較してみました。

iPhone17 vs iPhone15スペック比較表
| 項目 | iPhone 17 | iPhone 15 | 進化点 |
|---|---|---|---|
| 発売日 | 2025年9月19日 | 2023年9月22日 | ー |
| ディスプレイ | 6.3インチ/3000ニト/120Hz/常時表示 | 6.1インチ/2000ニト/60Hz | 屋外視認性と画面の滑らかさが別物 |
| チップ | A19 | A16 Bionic | 処理性能とAI処理が大幅進化 |
| ストレージ | 256GB/512GB | 128GB/256GB/512GB | 128GBが廃止 |
| カメラ | 48MP+48MP | 48MP+12MP | 超広角も高解像度/マクロ撮影にも対応 |
| インカメラ | 18MP | 12MP | 自撮り・ビデオ通話の画質アップ |
| バッテリー | 最大30時間のビデオ再生 | 最大20時間のビデオ再生 | 1日フル利用でも安心 |
| 充電 | 40W / 約20分で50% | 20W / 約30分で50% | 急速充電性能が倍増 |
| 通信 | Wi-Fi 7 / BT 6 | Wi-Fi 6 / BT 5.3 | 将来規格に対応 |
| 重量 | 177g | 171g | ほぼ変わらない重量と握り心地 |
外観・サイズ
iPhone 17 と iPhone 15 のサイズ比較
| 項目 | iPhone 17 | iPhone 15 | 備考・比較点 |
|---|---|---|---|
| 📏 高さ(縦) | 149.6 mm | 147.6 mm | 17は約2.0 mm高い |
| ↔️ 幅(横) | 71.5 mm | 71.6 mm | 幅はほぼ同じ(0.1 mm差) |
| 📐 厚さ(深さ) | 7.95 mm | 7.8 mm | 0.15 mm厚い程度 |
| ⚖️ 重量 | 177 g | 171 g | 17は6 g重い |
iPhone15と同様に今回もカラーはブラックを選択しましたが、 iPhone17はブラックというよりグレーに近い印象です。
画面は iPhone 15の6.1インチに対し6.3インチと拡大。それに伴い、本体も2㎜大きくなりましたが、手に持った感じはほとんど変わりません。

画面サイズが大きくなったことで、 iPhone17が約6g重いですが、持った感じは重量の差は感じません。
大画面で重いスマートフォンが増えた昨今、6.3インチの画面サイズで176gというのは軽い方だと思います。


サイドボタンで大きく変わったのは、 iPhone17ではカメラコントロールとアクションボタンが付いたことです。

これまで iPhone15シリーズ以降のProモデルのみの機能だったアクションボタンですが、17シリーズからは無印でも使えるようになりました。

本体下部。中央にUSB-Cポート、左に気圧調整口、右がスピーカーの配置は同じです。

ベンチマーク
スマートフォンの処理性能を示すベンチマークテストをしました。
Antutuベンチマーク
iPhone17のベンチマークは約230万点。iPhone15より62万点高い値が出ました。チップがA16 からA19に進化したこともあり、大きく性能が上がっていることが分かります。

Geekbench6
Geekbench6でCPU性能を測定。チップが3世代アップデートしたことで大きな差が出ています。

GPUも13000点以上の差で iPhone17が上回っています。

iPhone15と17を比較すると、カメラデザインは変わったものの、それ以外の外観に大きな変化はありません。
しかし、画面が6.1インチから6.3インチに大きくなったことと、これまで採用されなかったリフレッシュレート120Hzが17無印に採用されたのは、ユーザーにとって待望だったのではないでしょうか。
性能については、チップがA16からA19になったことで、iPhone15よりも大幅にアップしています。そのため、これまでより快適に使えることは間違いありません。
うどまる2世代進むと中身も大幅に進化しています

iPhone17レビュー

今回、筆者が購入したiPhone17無印は、iPhone17シリーズの中でも1番安価なモデルです(129,800円〜)。
これまでのパターンだと、iPhone無印モデルはProモデルよりも機能が絞られていましたが、今回のiPhone17無印はProモデルと同等の機能が多く盛り込まれています。
Proモデルとの価格差は5万円(256GB・512GB)もあるため、ネット上では「今回は無印が1番お買い得!」という声も多く聞かれます。
iPhone 17シリーズ 共通機能
| ディスプレイ | |
|---|---|
| ProMotion 新機能 | 最大120Hzの可変リフレッシュレートでスクロールやゲームが滑らかになります。 |
| Always-On ディスプレイ 新機能 | 時刻や通知を常時表示します。最小輝度1ニットで省電力に配慮しています。 |
| 3,000ニット ピーク輝度 | 屋外でも見やすい明るさです。HDRコンテンツは1,600ニットに対応します。 |
| 6.3インチ画面 | 17/17 Proともに6.3インチのSuper Retina XDRを採用します。 |
| 耐久性 | |
| Ceramic Shield 2 改良 | 前面ガラスの耐傷性が向上しています。 |
| カメラ | |
| 18MP センターフレーム(フロント) 新機能 | 正方形センサーで縦横どちらの向きでも最適な構図に調整します。 |
| Dual Capture 新機能 | 前面・背面カメラの同時録画に対応します(4K Dolby Vision)。 |
| 48MP Fusion(メイン) | 高解像度センサーで光学品質2倍ズームに対応します。 |
| 48MP Ultra Wide | 超広角とマクロ撮影に対応します。 |
| AI / プロセッサ | |
| Apple Intelligence | 画像生成、翻訳、Writing Tools、Clean Up などを利用できます。 |
| 第3世代 3nmプロセス 新機能 | 最新プロセスで高効率・高性能を実現します。 |
| 16コア Neural Engine | 機械学習処理を高速化します。 |
| 接続 / 通信 | |
| N1 ワイヤレスチップ 新機能 | Wi-Fi 7/Bluetooth 6/Thread に対応します。 |
| 5G | 高速通信に対応します。 |
| セキュリティ / 操作 | |
| Memory Integrity Enforcement 新機能 | ハードウェアレベルのメモリ保護でスパイウェア対策を強化します。 |
| Camera Control ボタン | カメラの素早い起動と操作に対応します。 |
| Action ボタン | カスタマイズ可能な多機能ボタンです。 |
| 充電 / 端子 / 認証 / 緊急 / OS | |
| 高速充電 改良 | 40W以上のアダプターで約20分で50%充電を想定します。 |
| 25W MagSafe | Qi2準拠のワイヤレス充電に対応します。 |
| USB-C ポート | 汎用性の高いUSB-C端子を採用します。 |
| Face ID | TrueDepthシステムで顔認証に対応します。 |
| 衛星通信 | 圏外でも緊急SOSやメッセージ送信が可能です。 |
| iOS 26 新機能 | Liquid Glassデザインや新しい3D効果などを提供します。 |
うどまるこれだけ共通機能があれば、無印で良くね?
ディスプレイ
iPhone17は6.3インチのSuper Rretina XDRディスプレイを採用しています。
解像度は2622×1206ピクセル、最大輝度は3000ニトで、直射日光が当たる野外でも見やすいです。
最近は7インチに迫る大型ディスプレイも多い中、6.3インチというサイズはちょうどいいと感じました。
また画面強度も向上しています。新しく採用されたCeramic Shield2は、これまでの3倍の耐摩擦性能を持っているので、さらに傷つきにくくなっています。
とはいえ、長く使っているとさすがに画面にスリ傷がつく可能性があるので、心配な方は画面フィルムを貼ることをおすすめします。

うどまる最近は6インチ以下のスマホは見なくなりましたね
リフレッシュレート
無印モデルで初めてProMotionディスプレイが採用され、最大120Hzのリフレッシュレートに対応しています。
これまで120HzはProモデル限定の機能でしたが、Androidでは廉価モデルでも一般的だったため、iPhone無印ユーザーからは不満の声もありました。
iPhone17無印は、画面の動きに合わせてリフレッシュレートを自動調整し、使用していない時は1Hzまで下げることで電力効率も向上しています。
これにより、スクロールやゲームがより滑らかに表示されるようになりました。
常時表示
常時表示ディスプレイは、スマートフォンをスリープ状態にしても画面を完全にオフにせず、時計や通知などの情報を常に表示し続ける機能です。
わざわざ画面をタップしなくても時刻や新着通知を一目で確認できるため利便性が高く、有機ELディスプレイの特性を活かして必要な部分だけを点灯させることで省電力化を図っています。

うどまる外出先でも時計代わりになって便利です
Liquid Glass
iOS26から採用されたLiquid Glass。アプリアイコンの背後が透けて見えたり屈折させたりと、これまでにない体感が味わえます。
バッテリー&充電時間
iPhone17はバッテリー性能も大幅に向上しています。ビデオ再生は30時間可能で、iPhone15と比較すると10時間も長くなりました。
実際にバッテリーがどれぐらい持つかテストしてみました。
| バッテリー持ちテスト結果 | |
|---|---|
| 100%からの経過時間 | バッテリー残量 |
| 15時間後 | 71% |
| 24時間後 | 48% |
| 43時間44分後 | 0% |
| 充電時間 | |
|---|---|
| 充電の状態 | かかった時間 |
| 0〜50% | 20分 |
| 0〜100% | 80分 |
今回のテストでは約43時間バッテリーが持ちました。使用状況にもよりますが、ハードに使っても一日余裕で使えそうです。
充電時間は0〜50%まで20分で達成(有線充電)。これなら時間に余裕がない時でも、ある程度の充電ができます。
また、Qi2規格(最大25w)に対応しているため、従来のワイヤレス充電よりも短時間で充電が可能です。
うどまるバッテリー残50%でも一日持つかも?
カメラ性能
iPhone17無印のカメラは前モデルのiPhone16無印より進化しました。
超広角は12MPから4倍の48MPに向上し、フロントカメラも12MPから18MPに高画質化されています。

iPhone 17 カメラ性能一覧
| 項目 | 詳細スペック |
|---|---|
| 📷 カメラシステム | 48MP Dual Fusionカメラシステム |
| 🌟 メインカメラ(広角) |
48MP Fusionメイン 26mm、ƒ/1.6絞り値 センサーシフト光学式手ぶれ補正 100% Focus Pixels 超高解像度の写真(24MPと48MP)に対応 |
| 🌄 超広角カメラ |
48MP Fusion超広角 13mm、ƒ/2.2絞り値 120°視野角 Hybrid Focus Pixels 超高解像度の写真(24MPと48MP)に対応 |
| 🔭 光学2倍望遠 |
12MP(Fusionメインから) 52mm、ƒ/1.6絞り値 センサーシフト光学式手ぶれ補正 100% Focus Pixels |
| 🤳 フロントカメラ |
18MP センターフレームカメラ ƒ/1.9絞り値 Focus Pixelsを使ったオートフォーカス Retina Flash タップしてズームと回転 写真のセンターフレーム |
| 🔍 ズーム性能 |
2倍の光学ズームイン 2倍の光学ズームアウト 4倍の光学ズームレンジ 最大10倍のデジタルズーム |
| 📹 ビデオ撮影 |
4Kドルビービジョン対応(24fps、25fps、30fps、60fps) 1080pドルビービジョン対応(25fps、30fps、60fps) シネマティックモード(最大4Kドルビービジョン、30fps) アクションモード(最大2.8Kドルビービジョン、60fps) 空間ビデオ撮影(1080p、30fps) デュアルキャプチャ(最大4Kドルビービジョン、30fps) マクロビデオ撮影 1080pスローモーション(120fpsまたは240fps) |
| ✨ 撮影機能 |
Photonic Engine Deep Fusion スマートHDR 5 最新世代のフォトグラフスタイル 次世代のポートレート(フォーカス機能と被写界深度コントロール) 6つのエフェクトを備えたポートレートライティング ナイトモード 空間写真 48MPマクロ写真撮影 パノラマ(最大63MP) |
| ⚡ フラッシュ |
True Toneフラッシュ サファイアクリスタル製レンズカバー |
| 🎨 画像形式 |
HEIF、JPEG(写真) HEVC、H.264(ビデオ) 空間オーディオとステレオ録音 風切り音の低減 オーディオミックス |
26mm、ƒ/1.6絞り値
センサーシフト光学式手ぶれ補正
100% Focus Pixels
超高解像度の写真(24MPと48MP)に対応
13mm、ƒ/2.2絞り値
120°視野角
Hybrid Focus Pixels
超高解像度の写真(24MPと48MP)に対応
52mm、ƒ/1.6絞り値
センサーシフト光学式手ぶれ補正
100% Focus Pixels
ƒ/1.9絞り値
Focus Pixelsを使ったオートフォーカス
Retina Flash
タップしてズームと回転
写真のセンターフレーム
2倍の光学ズームアウト
4倍の光学ズームレンジ
最大10倍のデジタルズーム
1080pドルビービジョン対応(25fps、30fps、60fps)
シネマティックモード(最大4Kドルビービジョン、30fps)
アクションモード(最大2.8Kドルビービジョン、60fps)
空間ビデオ撮影(1080p、30fps)
デュアルキャプチャ(最大4Kドルビービジョン、30fps)
マクロビデオ撮影
1080pスローモーション(120fpsまたは240fps)
Deep Fusion
スマートHDR 5
最新世代のフォトグラフスタイル
次世代のポートレート(フォーカス機能と被写界深度コントロール)
6つのエフェクトを備えたポートレートライティング
ナイトモード
空間写真
48MPマクロ写真撮影
パノラマ(最大63MP)
サファイアクリスタル製レンズカバー
HEVC、H.264(ビデオ)
空間オーディオとステレオ録音
風切り音の低減
オーディオミックス
【新機能】正方形センサー
iPhone 17シリーズは、革新的なカメラシステムを搭載しています。メインカメラと超広角カメラにはそれぞれ48MP(4800万画素)の高解像度センサーを採用し、風景から細部まで鮮明に撮影できます。フロントカメラも18MP(1800万画素)に進化し、セルフィーや動画通話の画質が大幅に向上しました。
また、新たに搭載された技術として、業界初となる自動回転可能な正方形センサーがあります。これは、グループ撮影する場合に本体を横にしなくても自動的に全員がフレームの中に収まるというもので、集合写真をよく撮る方にはうれしい機能です。

機能別撮影
iPhone17のカメラの画質は48MP(4800万画素)で、 2倍光学品質望遠メインカメラと超広角カメラを搭載しています。






被写体に10センチ程度まで寄ると自動でマクロ撮影に切り替わり、最大で2センチまで近寄れます。

マクロでも48MP(4800万画素)で撮れるので、きれいに写ります。

最大10倍のデジタルズームに対応。画質は落ちるものの、ボヤけることなくハッキリと映ります。


HDR表示に対応しているので、夜間でも明暗のバランスが取れた写真撮影が可能です。






iPhone17シリーズはeSIMのみ対応

今回のiPhone17シリーズはeSIM専用となり、従来の物理SIMが廃止されました。
これにより、これまで物理SIMを利用してきたユーザーがiPhone17へ機種変更する場合は、eSIMへの変更手続きが必要になります。
eSIMとは?
eSIMは端末に内蔵された電子的なSIMで、オンラインで通信キャリアの契約情報をダウンロードして書き込む仕組みです。 従来の物理SIMは、プラスチック製のICカードをスマホに挿入する必要がありましたが、eSIMならその抜き差しが一切不要になります。
例えるなら、物理SIMがお店でCDを買ってプレーヤーに入れるスタイルだとしたら、eSIMは音楽を直接ダウンロードするようなもの。 契約から開通までオンラインで完結できるのがメリットです。
eSIM と 物理SIM の比較一覧表
| 項目 | eSIM(iPhone 17対応) | 物理SIM(非対応) |
|---|---|---|
| 📱 開通方法 | オンラインでQRコードをスキャンまたはアプリで設定。店舗訪問不要で即開通。 | SIMカードを受け取り、端末のSIMトレイに挿入して開通。店舗受取または配送待ちが必要。 |
| ⚡ 開通までの速さ | 申し込み後、数分〜数時間で利用開始可能。最速で即日開通。 | SIMカード発送を待つ必要があり、通常1〜3日かかる。店舗なら即日も可能。 |
| 🔄 機種変更の手間 | 新しい端末でeSIMプロファイルを再ダウンロード。オンラインで完結し簡単。 | SIMカードを抜いて新しい端末に差し替えるだけ。物理的な作業のみ。 |
| 📲 iPhone 17での対応 | ✅ 完全対応。デュアルeSIM(2つ同時利用可能、最大8つ以上保存)。 | ❌ 非対応。iPhone 17では物理SIMカードスロットが廃止されました。 |
| 🌏 海外利用 | 現地のeSIMをオンラインで追加購入し、すぐに利用可能。複数国のeSIMを保存できる。 | 現地で物理SIMを購入し、差し替えが必要。紛失リスクあり。 |
| 📞 デュアルSIM | 2つのeSIMを同時に使用可能。仕事用とプライベート用を1台で管理できる。 | 物理SIM + eSIMの組み合わせが一般的だが、iPhone 17では不可。 |
| 🔒 紛失・破損リスク | 物理的なカードがないため、紛失や破損の心配なし。デジタルで安全。 | 小さいカードのため紛失しやすい。破損すると再発行が必要。 |
| 🛠️ トラブル時の復旧 | オンラインでeSIMプロファイルを再発行。時間はかかるが自宅で完結。 | 別の端末にSIMカードを差し替えるだけで即復旧。手軽で確実。 |
| 💳 契約・購入 | オンライン契約が主流。本人確認もオンラインで完結する場合が多い。 | 店舗契約が一般的。本人確認書類を持参する必要がある。 |
| 👥 向いている人 |
✅ iPhone 17ユーザー(必須) ✅ オンライン手続きが得意な人 ✅ 海外渡航が多い人 ✅ デュアルSIMを活用したい人 ✅ すぐに開通したい人 |
❌ iPhone 17では利用不可 ✅ 従来の方法に慣れている人 ✅ 複数端末でSIMを使い回したい人 ✅ トラブル時に物理的に対処したい人 |
✅ オンライン手続きが得意な人
✅ 海外渡航が多い人
✅ デュアルSIMを活用したい人
✅ すぐに開通したい人
✅ 従来の方法に慣れている人
✅ 複数端末でSIMを使い回したい人
✅ トラブル時に物理的に対処したい人
機種変更の方法
iPhone17への機種変更は、現在物理SIMを使っている場合、契約中のキャリアでeSIMへの変更手続きを行うことで、同じ電話番号のまま利用できます。
また、iPhoneに搭載された「eSIMクイック転送」機能を使えば、ワイヤレスで簡単にeSIM情報を転送できます。
基本的にeSIMへの機種変更は、自宅に居ながら自分で行えます。
物理SIMからiPhone 17のeSIMへ移行する手順
| 手順 | やること | 具体的な操作 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 準備 | 対応確認とバックアップ |
契約中キャリアのeSIM対応を確認。 「設定 > Apple ID > iCloud > iCloudバックアップ」を実行。 |
キャリアのマイページやアプリにログインできるようパスワードを用意します。 |
| 手順1 | Wi-Fiに接続 | 自宅など安定したWi-Fiネットワークに接続します。 | eSIMプロファイルのダウンロードに通信が必要です。 |
| 手順2 | eSIMを発行(キャリア側) | キャリアのマイページまたはアプリで「eSIM再発行・切替」を選び、QRコードを表示または「このiPhoneに直接ダウンロード」を選択。 | 本人確認や手数料が必要な場合があります。旧端末の回線停止タイミングに注意してください。 |
| 手順3 | QRコードを準備 |
PCやタブレットにQRコードを表示するか、紙に印刷します。 ※同一端末では読み取れません |
「このiPhoneに直接」対応のキャリアはQRコード不要です。 |
| 手順4 | iPhone 17で回線追加 |
「設定 > モバイル通信 > eSIMを追加」→「QRコードを使用」→カメラで読み取り。 または「キャリアのモバイル通信プランを転送」を選び案内に従います。 |
プロファイルのダウンロードから有効化まで数分かかることがあります。 |
| 手順5 | デフォルト回線を設定 | 音声通話・データ通信の既定回線、iMessage/FaceTimeで使用する回線を選択します。 | 通話は主回線、データはeSIMなどの使い分けも可能です。 |
| 手順6 | 通信テスト | 電話発信・SMS受信・Web表示を確認します。 | 問題なければ移行は完了です! |
| 手順7 | 物理SIMの処理 |
eSIMで開通を確認後、物理SIMカードを取り出して破棄します。 携帯ショップでも対応可能です。 |
必ずeSIMの回線が正常に動作していることを確認してから破棄してください。 |
物理SIMからeSIMへの機種変更は、慣れていないとハードルが高いです。自力で難しいと思ったら、キャリアショップでの機種変更をおすすめします。
ご利用キャリアによって、eSIMへの変更の仕方が違うので、詳しくは各キャリアの公式サイトもしくは最寄りのショップでご確認ください。
うどまる初めてeSIMに変更する場合は戸惑うかもしれません。
自信がなければキャリアショップにお願いしましょう
iPhone17無印のデメリットは?
個人的にはおおかた満足しているiPhone17無印ですが、あえてデメリットを挙げるとしたら以下の3つです。
eSIMしか使えない
今回のiPhone17シリーズからはeSIMのみの仕様となりました。そのため、これまで物理SIMしか使ったことがない方にとっては機種変更が難しく感じるかもしれません。
基本的に自宅で機種変更ができるのがeSIMのメリットですが、自分で解決が難しい方はキャリアショップで対応してもらいましょう。
カメラコントロールボタンの必要性

カメラコントロールボタンはケースを付けると押しにくいことや、画面上のアイコンをタップして起動するクセがついているので、個人的には必要性を感じません。
ただし、瞬時にカメラ起動と倍率調整ができることに便利さを感じる人もいると思います。
おサイフケータイが使えない
日本人の多くが使っているおサイフケータイですが、iPhoneは未対応です。そのため、おサイフケータイ必須の方にはおすすめできません。
とはいえ、以前からのiPhoneユーザーは、おサイフケータイがなくてもバーコード決済やApple Payで事足りるという方も多いです。
筆者も最初は不便と思いましたが、今はバーコード決済で不便は感じていません。
iPhone17無印がおすすめな人とは?
これまでのiPhoneは、無印とProモデルで使える機能に明確な差別化を図っていましたが、今回のiPhone17シリーズは無印とProモデルで共通した機能が多いのが特徴です。
これまで無印モデルに物足りなさを感じていたiPhoneユーザーはもちろんですが、その他の方にもおすすめしたいと感じました。
うどまるAndroidユーザーにも使って欲しい機種です
| iPhone17(無印)はこんな方におすすめ! | 理由 |
|---|---|
| iPhone15以前のモデルを使っている人 | ・バッテリー劣化の懸念(80%を切ると替え時) ・充電ポートがLightningだと厳しい (現在は全てUSB type-Cに統一) |
| 無印でもProモデルに近い機能を使いたい人 | ・カメラ性能以外は共通した機能が多い (無印のカメラも画質はキレイ) |
| 比較的安価で最新のiPhoneを使いたい人 | ・価格がProモデルより5万円安い ⚪︎無印:129,800円〜(256GB) ⚪︎Pro:179,800円〜(256GB) |
| AndroidからiPhoneへの機種変を検討している人 | ・最初は操作の違いに戸惑いますが、すぐ慣れます (筆者は現在 Androidも使用中) ・iPhoneはケースなどのアクセサリーも豊富 |
まとめ
今回はiPhone17無印のレビューとiPhone15との比較をしてみました。

- リフレッシュレート120Hzに対応
- 標準・2倍・超広角・マクロが4800万画素で撮影できる
- 最小ストレージが256GBでiPhone 16無印(256GB)より15,000円安い
- 最大40wの高速充電が可能
- 物理SIMが使えない
- カメラコントロールボタンは必要?
- おサイフケータイに非対応
iPhone17無印は、これまでの無印と比べて大きく進化しました。
Proモデルと同等の機能が使えるだけでなく価格も抑えられているため、個人的には最強の無印だと思っています。
eSIMしか使えないことや、おサイフケータイ非対応なのは少し残念ですが、それ以上の満足感があります。
現在、iPhone15より前のモデルを使っている方はもちろん、Androidユーザーが初めて使う機種としてもおすすめです。
うどまる気になる方は要チェック!

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