スマホやノートパソコン、タブレットなど、仕事やプライベートで複数のデバイスを使う人が増えてきました。
これらのデバイスをガンガン使い倒すと、毎日の充電は欠かせません。また、外出先で充電するために、充電機器を持ち歩く人も多いと思います。
その中で充電ケーブルは必須アイテムですが、長いケーブルだと、「縛るのが面倒くさい」「使うときケーブルが絡まって上手くほぐせない」などの経験があるのではないでしょうか(筆者もそのひとり)。
そんな皆さんのために今回は、充電機器メーカーCIOのスパイラル充電ケーブルを紹介します。
この充電ケーブルはこれまでの充電ケーブルとは違い「きれいに巻き取れる」のが大きな特徴。
多くの人がストレスに感じていたであろう、「ケーブルがグジャグジャになる問題」を解決してくれます。
この記事の筆者:「うどまる」
沖縄出身。建設業とトラックドライバーを経て、2021年よりブロガー兼Webライターとして活動中。
充電ケーブルはまとめるのが面倒くさい
充電ケーブルは下の画像のように、一般的には付属のバンドや輪ゴムで縛ったりねじるようにして丸めておく人も多いのではないでしょうか。
このようなまとめ方だと、持ち運ぶときにカバンの中で場所を取ったり、いざ使うときにケーブルが絡まってゴチャゴチャになったりした経験はないでしょうか。
また、このようなまとめ方をしていると、カバンから取り出すときにケーブルを引っかけたり、断線(中の電線が切断すること)の原因になることもあり得ます。
ボクは実際に断線させたことがあります
このような充電ケーブルに関する悩みを解決してくれたのが、今回紹介するCIOスパイラルケーブルです。
CIOスパイラルケーブルのスペック
CIOのスパイラルケーブルは、柔らかい触り心地が特徴の「シリコン製」と、硬めの「ナイロン製」の2種類が用意されています。
CIOスパイラルケーブル | ||
---|---|---|
商品名 | CIOスパイラルケーブル (シリコン製) | CIOスパイラルケーブル (ナイロン製) |
長さ | 1m | 1m・2m |
カラー | ・モスグリーン ・ホワイト ・パープル ・ライトブラック ・ブラック ・シェルピンク ・カームブルー | ・シェルピンク ・ライトブラック ・ナチュラルホワイト ・モスグリーン ・カームブルー |
最大充電力 | 240W | 240W |
データ転送速度 | 480Mbps | 480Mbps |
コネクタタイプ | USB Type-c⇔Type-c | ・USB Type-c⇔Type-c ・USB Type-c⇔Lightning |
なお、ナイロン製の方は、最近使われることが少なくなったLightning端子に対応するモデルもあります。
CIOスパイラルケーブルをレビュー
CIOスパイラルケーブル最大の特徴は、「ケーブルをが絡まずきれいにまとめられる」ということです。
ケーブルがスッキリと巻き取れる
どうしてこんなにきれいにケーブルが巻き取れるかというと、ケーブル自体がマグネットになっているからです。
マグネットでケーブルがくっ付くため、スパイラル状に自然な感じでケーブルを巻き取ることができます。
充電ケーブルを輪ゴムや付属のバンドで縛る人が多いでしょうが、このCIOスパイラルケーブルなら、縛る必要なくきれいにケーブルを巻き取れます。
コンパクトにまとまるので、ポーチなどに収納して持ち歩くのも便利です。
きれいに巻き取れるから気持ちいい!
ケーブルは2タイプ
CIOスパイラルケーブルは、シリコン製とナイロン製の2つのタイプが用意されています。
シリコン製はケーブル自体が柔らかく取り扱いがしやすいですが、マグネットは弱めです。とはいえ、しっかり巻き取ってくれるので特に不満はありません。
CIOでは、スパイラルではない普通のシリコンケーブルも用意されていますが、その柔らかい材質が人気で、YouTubeやSNSでも多数紹介されています。
一方、ナイロン製はシリコン製よりケーブルが少し硬めですが、シリコン製より磁力が強いです。
ナイロン製の充電ケーブルは他のメーカーでも販売されていますが、その硬さからゴワゴワしてまとめにくいという欠点があります。
しかし、このスパイラルケーブルなら、そんな心配は無用。手で軽くガイドしてあげるだけで、きれいさっぱりケーブルが巻き取れます。
シリコンケーブルの触り心地が良いんです♪
スマホからノートPCまでこれ一本で充電OK
CIOスパイラルケーブルは最大240WまでのPD(急速充電)に対応しています。
そのため、一般的なUSB-C充電よりも短時間での充電が可能です。
スマホはもちろん、ノートパソコンやタブレット、その他のUSB充電ができるガジェットのほとんどに使えます。
ただし、急速充電するにはPD対応の充電アダプターやモバイルバッテリーが必要です。
データ転送も可能
CIOスパイラルケーブルのデータ転送速度は最大480Mbpsです。メールやテキストファイルはもちろん、写真や短時間の動画なら問題なく転送できます。
ただし、重いデータだとそれなりに転送時間はかかるので、頻繁に重いデータを転送する人は、Thunderboltのケーブルを使うことをおすすめします。
また、映像出力には対応していないので注意が必要です。
基本的には充電専用で使うのがおすすめです
充電時間を計測
240Wまで充電可能なCIOスパイラルケーブルで、iPhoneとMacBook Airの50%から100%までの充電時間を計測しました。
デバイス | 50%から100%になるまでの時間 |
iPhone15 | ・シリコン製:92分 ・ナイロン製:80分 |
MacBook Air | ・シリコン製:79分 ・ナイロン製:99分 |
iPhoneはナイロン製が、MacBook Airはシリコン製が充電時間が短いという結果になりました。
これは、充電するデバイスや気温などでも変化するので、一概に比較できませんが、筆者がこれまで使ってきた充電ケーブルと比較しても、充電時間は同等です。
気になった点
シリコン製のスパイラルケーブルは柔らかくて扱いやすいのがメリットですが、その柔らかさゆえに、強く引っ張ったり負荷を与えたりすると断線しやすいのでは?と感じました。
また、シリコン製とナイロン製どちらにも言えることですが、ケーブル被覆の経年劣化により、磁気が弱くなってしまわないかという心配もあります。
普通に使う分には問題ないと思いますが・・・
まとめ
今回は、CIOのスパイラルケーブルを紹介しました。
- ケーブルが絡まずきれいに巻き取れるので持ち運びに便利
- シリコン製は柔らかく触り心地が良い
- 最大240Wまで充電可能
- シリコン製は断線しやすいかも?
- シリコン製のケーブル長は1mのみ(ナイロン製は2mもあり)
充電ケーブルがカバンの中でわずらわしい存在になっている人は、持ち歩き用に一本持っていてもいいかと思います。
これからはスパイラルケーブルが主流になりそうです!
ナイロン製(Type-C toType-c)
ナイロン製(Type-C to Lightning)
シリコン製(Type-C toType-c)
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